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薮内一星/electrify さん 薮内一星/electrify さん
アーティスト活動(electrify)で、作曲・サウンドプロデュースを担当。
株式会社エスペイド、ミュージック事業部のプロデューサーとして、同グループのCDアルバムをリリースする。優秀なアーティストの発掘、育成から、WEBプロモーションの企画、映像・CM音楽のプロデュース、音源制作を行っています。
Funk,P-Funkをルーツに、ビートを押し出したサウンドメイキングを得意とし、JAZZのコードワーク、Popsのメロディーセンスを自由自在に操る。

■自宅での音楽制作環境
Nuendo3
■Auto-Tune 5の活用方法
Graphicモードによる、ピッチ修正や、Autoモードでは、ロボットヴォイス的な音作りに、活用しています。
■活用例:

MainVo(メインのパート)とSubVo(奥行きのパート)の2トラック用意します。
上がSubVoトラック、下がMainVoトラックです。

nuendo

まず、Auto-Tune 5をかける前に、MainVoトラックの波形を、ア・リ・ガ・トウのように、わざとカットしていきます。

Auto-Tune 5のかけ方は、インプットで声のタイプを選び、曲のスケールに合わせた設定をします。
例えば、このトラックですと、Altto/Tenor Voiceを選び、キーはCマイナーになります。

Altto/Tenor Voice

そして、一番大事なポイントは、Retune Speedの設定です。Fast寄りに設定して、ケロっとした声を見つけたら、Auto-Tune 5からの新機能、Humanizeの登場です。これは本当に優秀な機能で、声のニュアンスを、より人間的で、スムーズにしてくれます。基本的な使い方はこんな感じですが、MainVoパートにはCreate Vibrato機能も使って、音が伸びた所で、ビブラートがかかるように、RateとVariationを調整しています。

SubVoパートは、カット編集はせず、Auto-Tune 5を同じようにかけます。
それから、ディレイとリバーブで奥行きを作ります。

Altto/Tenor Voice

最後は、MainVoに、SubVoを加えて、2つのトラックをMixします。


■Auto-Tune 5を使用してよかった点:
Auto-Tune 5から搭載している、Humanizeという機能で、音が伸びている部分であった違和感を、解消することができて良かったです。
■好きなCD:
Stevie Wonder、Maroon5、Toto、Marlena Shaw、Madonna、Sly & The Family Stone
■Website:
http://www.electrify.jp/
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