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Band-in-a-Box ユーザーレビュー

Band-in-a-Box ユーザーインタビュー えざき まさる

AKB48、織田裕二や、舞台音楽、ゲーム音楽への楽曲提供などでも知られる音楽プロデューサー
「えざき まさる」さんを迎えお話を伺いました。
Band-in-a-Boxの曲作りでの活用方法や、えざきさんの魅力について迫ります。

プロデューサーのBand-in-a-Box活用法

music plex編集部(以下、M):えざきさんは、どんな風に作曲をされているんですか?
えざき まさる(以下、え):まず、(僕は)アレンジができないといっても、多分良いんですよ。
M:えざきさん自身が?
え:はい。アレンジができないんですよ。アマチュアレベルなら多分できるんですけど。もっとすごいことができる人たちに任せちゃった方が良いなって思ってて。
で、曲だけできるわけですよ。メロディーだけ。それは具体的にはできなくても、頭の中では鳴ってるわけですよ。
M:コードは鳴るんですよね?
え:そうですね。コードは鳴ってるんですよ。こういうのにしたいっていうのはあるわけです。これをアレンジャーの方に伝えるときに微妙なことになるわけですよ(笑)あんまり音楽的な用語とか知らないもんですから、イメージだけとか、変なことを言い出すんです。
雷がね、みたいなこととか風がね・・・とか、そういうときに! Band-in-a-Boxを使うわけですよ。
こんな感じでという風にして、イメージを伝えて、いいフレーズはそのまま使う。みたいな。譜面とかに弱い人とかって意外と多いはずなんですよ。直感だけで作っている人、理系の方がダメで・・・っていう人はコレですよ。
M:えざきさんみたいにコードが浮かぶ人にはホントこれってうってつけですよね?
え:そうですね。あとは、鼻歌にコードとか、付けられるといいですね。
M:開発元に言っておきます!
え:作曲が誰にでもできて、しかも伴奏まで付いちゃうっていう夢のようなソフトですね。結構ギターで曲を作る人って多いじゃないですか。でもそれ以上はできないって人も多いじゃないですか。そういう人にBand-in-a-Boxはすごくいいですよ。曲のスケッチにはもってこいですよ。
M:何もなくて、雷が、風が・・・っていうのよりも、ここはこんな感じで、っていう風にできて良いですよね。
前にえざきさんにアレンジを頼まれた知り合いが「まさるくんの言ってることがわからないんだよ!」って愚痴の電話がかかってきたことがありましたね(笑)。ボツ食らいましたって。

さまざまなスタイルの曲をプロデュースできる秘訣とは?

M:えざきさんはいろんなジャンルの曲をつくってますよね。
沖縄な感じの曲とか、アイドルっぽいものとか、ロックだったりとか。あれは何かヒントがあるんですか?今日はこんな感じでいこうとか?
え:そうですね。好きなアーティストさんが、いっぱいいるんですよ。
で、その人になりたいと思うんですよ。その人になった感じになると、いろんなジャンルになるんですよ。だから本当のオリジナルっていうのはなくて、その人になりたい!っていうところからはじめているんですよ。
M:すごく上手に取り入れて、キャッチーになっていますよね。えざきさんの曲は耳に残って、思わず歌っちゃうって感じがしてすごいなぁと思って聞いてます。
え:ありがとうございます。

音楽を始めたきっかけ

M:そもそも音楽を始めたルーツとかってあるんですか?
え:それは、高校のときにバンドを始めたってやつです。普通のやつです。
M:ギターを?
え:歌を歌っていました。
M:では、生粋のメロディーメーカーなんですね。
え:いいですね。書いておいてください(笑)
M:高校でバンドを始めて、その後は・・・?
え:大学に入りまして、そこでも軽音楽部みたいなものがあって、そこでやって。・・・飛ばして、今があるっていう感じです(笑)

Band-in-a-Boxについて

え:多分、自分みたいな人がすごく使いたいと思うんですよ。だって伴奏つけてくれるとかって夢だと思うんですよ。
職業でやっていればつてを頼って伴奏してもらえますけど、アマチュアの人だと難しいですよ。
あとコンピューターを使うんで難しいと思っている人が多いと思うんですよ。いかに簡単かっていうのをアピールできると良いですね。僕はコンピューターが苦手なんで気持ちがわかります。
M:是非、Band-in-a-Box普及のお手伝いをお願いします!
Band-in-a-Boxで作った曲でCDリリースができるといいんですけどね・・・
え:いいですね! ぜひ進めていきましょう!
M:本当ですか? 楽しみです。ぜひ、よろしくお願いします。
M:今日は、ありがとうございました。
え:ありがとうございました。

聞き手:music plex編集部

えざき まさる プロフィール

2月10日生 AB型
2002年、住友紀人プロデュースによるアルバム『ビート文豪処女作集』でデビュー。
以後、自身のアーティストの活動の傍ら、AKB48、織田裕二や、舞台音楽、ゲーム音楽への楽曲提供、雑誌や冊子のコラム、幅広いジャンルのアーティストたちのプロデュースも手がける奇才。

HP:http://www.thelabel.jp/masaru/
Myspace:http://www.myspace.com/ezakimasaru

Band-in-a-Box ユーザーインタビュー 小林 浩司

様々な分野でご活躍中のサウンドクリエイター小林浩司さんをお迎えし、お話を伺いました。
関西ご出身の小林さんは、4~5年前からBand-in-a-Box(以下、BIAB)をお使いとのことで、楽曲制作の中で実際にどのようにBIABを活用されているのか、そしてBIABの魅力や可能性などについて語って頂きました。
※小林さんのコメントは、関西風イントネーションでお読みください(^^)

music plex編集部(以下、M):BIABとの出会いは?
小林 浩司(以下、小) :友人が使ってて「これいいよ」みたいな感じですすめられて。それからもうかれこれ4~5年使ってますかね。仕事にも使えるレベルなんでかなり重宝してます。

:実際にBIABを使われていて、どのあたりが優れているとお感じですか?
:そうですね、ジャズ独特のノリを再現してくれるところ。打ち込みだと難しいノリや揺れを再現してくれるところなんかスゴイと思いますね。リアルトラックの音もめっちゃイイですしね。

:作曲のお仕事では、どのようにBIABを活用されていらっしゃるのですか?
:ジャズ系の曲を作る依頼があった時には結構使ってますね。僕の中では"鉄板"ソフトです(笑)。バッキングなんか「このまま出してもOKちゃうんか?」くらいのレベルですよ。もちろんそのままではさすがにマズいんで、その後DAWで手を加えて作り込んでいくわけやけど、ゼロから作っていくよりはるかに早く曲作りができます。

:DAWといえば、バージョン18からドラッグでDAWに直接トラックを書き出せる新機能がつきました。
:これは、めっちゃ便利ですね。いちいちデスクトップに戻らなくて済むので、曲作りに集中できます。
試しては消して、また試しては消してみたいなことも簡単にできますし。

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:ほかに考えられる使い道とかはありますか?
:楽器の練習の伴奏にもいいですし、コード進行の勉強にもなりますね。

:どんな音楽ソフトを併用されているのですか?
:今はCUBASEを使っています。色々試してきましたがこれがいいかなと。見た目もカッコいいですしね(笑)

:たしかに見た目は重要ですよね。見た目と言えば、BIABのインターフェイスについてはちょっと微妙な印象もありますが...(汗)
:いやいや、そこがまたイイんですよ。憎めんやつっていうか、ああいうテイストも結構好きなんで。音感ゲームなんかも仕込まれていたりして結構癒されます。なかなか無いですよ、こういうソフトは(笑)

:ありがとうございます!ほかに、BIABの「ここが好き」みたいなポイントはありますか?
:ギターのフレーズを作ってくれるのはありがたいですね。ややこしいコードなんかも作ってくれますしね。「そんなんできるんやー」ってことをやってくれるんで、ホンマありがたいです。

:では逆に、BIABの「ここを改善してほしい」という所はありますか?
:そうですね、それぞれのスタイルをもっとわかりやすくソートできる、とかなってるといいですね。それから、イメージ検索みたいに「激しく」「心地良い」「癒し」のようなキーワードで選択していくとその通りにアレンジしてくれる機能とか。あ、でもこれ以上便利になったら僕らの仕事がなくなっちゃうんで、もうこれ以上進化しなくていいですわ!(笑)

:では最後に、BIABを一言で表現すると!
:うーん、そうですねー、キャッチコピー風に言ったら「困った時のBand-in-a-Box」でどうですか?

:そのフレーズいただきます!(笑)今日は楽しいひと時をありがとうございました。
:いえいえ、こちらこそありがとうございました。

聞き手:music plex編集部

小林浩司 プロフィール
サウンドクリエイター
1980年4月18日生まれ。WAOクリエイティブカレッジ在学中から映像音楽の制作に携わる。同校の卒業制作イベント『+ism』にてグランプリと準グランプリをW受賞し業界関係者から注目を浴びる。卒業後はサウンドクリエイターとして、TV/CM/イベント/ゲーム/アミューズメント機のBGMなど、様々な分野に楽曲やSEを提供している。

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