米国カリフォルニア州アナハイムにて開催中の、世界最大の楽器トレードショー「Winter NAMM show 2009」にて、ableton(独)はCycling '74(米) との共同開発プロジェクトである「Max for Live」を発表しました。
Max for Live はableton Live内でそのままMaxのパッチを表示・実行する機能であり、必要であればLiveのインターフェイス内からリアルタイムに編集も可能です。
Max/MSP、ableton Liveのそれぞれが得意としている強力なリアルタイム性が組合わさった事で、Liveユーザーはイメージやアイデアを素早くその場で実現させる事ができます。
サウンドソースの生成、シンセやエフェクトの開発、オリジナルのデバイス開発、アルゴリズムを使用した制御、DSPプログラミングと言った、無限の可能性をMax/MSPがLiveにもたらします。
既にMax/MSPを使用中のユーザーは更なる恩恵を受ける事ができます。MaxからLiveをコントロールする事が可能となり、Liveのタイムラインを利用した作曲や録音、Liveのセッションビューを活用してのリアルタイム・パフォーマンスなど、より便利に、そしてより表現の幅を広げる事ができます。
以下、Max for Liveに関する掲載情報
Ableton 製品ページ
Cycling'74 プレスリリース
Cycling'74 製品記事その1
Cycling'74 製品記事その2