オブジェクトライブラリ
これら豊富なオブジェクト・ライブラリを使用して、自分専用にデザインされた世界に一つのインターフェイスをデザインすることができます。
フェーダー
フェーダー（Fader）は、そのつまみを指で触れて動かすことにより、フェーダー上でのつまみの位置情報を数値化して送信します。フェーダーは水平方向・垂直方向のどちらにも配置することができ、そのサイズも任意に調整することが可能です。また、つまみが表している現在値を数値で画面表示させることも可能です。その他、物理的な運動特性（Linear InterpolationまたはMass-spring）やオブジェクトのカラーを設定できます。
マルチボール
マルチボール（Multiball）オブジェクトは、長方形のスペースの中で複数のボール型オブジェクトを指の動きに追随させてコントロールします。ボールはつねに表示させたり、エリア内を指で触れたときだけ表示させること（Ephemeralモード）ができます。マルチボールオブジェクトは、10個のボールとそれぞれに対して３つのパラメータ（X軸、Y軸、明るさ）をサポートしています。つまり、30通りまでのコントロール情報をもたせることができるのです。それぞれのボールの指数とオブジェクト名を画面表示させることができます。エリアの境界線は色を自由に選択できます。このオブジェクトには様々な運動特性を持たせることができ、それを調整することにより実に多彩な動きを表現することができます。
リングエリア
リングエリア（RingArea）は、円形のエリア内にボールが配置された２次元コントローラです。ボールは、指の動きに追随し、指を離すと少なくとも１つの引力点に向かって、戻っていきます。
マルチスライダー
マルチスライダー（MultiSlider）は、64本までのスライダーの列をまとめてコントロールすることができるオブジェクトです。例えば、マルチスライダーを横切るように水平に指をなぞると、すべてのスライダーの値を一定にすることができます。このような動作は、リアルまたはバーチャルを問わず、他のコントローラーでは難しい操作です。また、マルチスライダーのオブジェクトには、重力属性を持たせることができ、左右の隣り合うスライダーを引きずるような挙動や、弦を弾くような挙動を実現することが可能です。スクリーンから指を離した時の挙動は、Tension、Friction、Heightの各値によって決定されます。
パッド
パッド（Pad）は、タップによりオン/オフが切り替わるボタンの集まりです。これらのボタンは、コントロール対象の状況を表しているのではなく、動作のトリガーを送信するものなので、ボタンをオフにすると、コントロール先のオン/オフの状況にかかわらず、オフの信号が送られます。
ノブ
ノブ（Knob）オブジェクトは、コントローラーには定番のいわゆるノブ＝つまみを表現します。
シグナルスコープ
シグナルスコープ（SignalScope）は、対象のオブジェクトの状況や値を表示します。直近の値の動向が軌跡としてスクリーン上に描画されます。
スイッチ
スイッチ（Switch）は、トグルスイッチが水平および垂直に配置されたかたまりで、対象となるオブジェクトの状況を表示するとともに、タップすることによりそのオン/オフを切り替えます。
モニタ
モニタ（Monitor）は、他のオブジェクトやコンピュータから送られてきた数値を表示するためのものです。タップしても変化せず、データも送信されません。
LCD
LCD（SurfaceLCD）は、従来のハードウェアコントロールサーフェスでよく見られるような、伝統的なLED表示を再現します。トラック名やパラメータチェンジ、タイムコードなどが表示され、DAW上の状況がリアルタイムに更新されます。
LED
点滅するLEDの集まりです。
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